1949-09-15 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第30号
そこで國内向けの綿製品が非常に枯渇いたしまして、いろいろ司令部関係とも協議をいたしたのでございますが、やむを得ず第三・四半期は割当をしてあるけれども、全部キャンセルにするというような強硬な指令も参りまして、そのためにいろいろやつておりました從来の手続がその時期におきまして非常に混乱したわけでございます。
そこで國内向けの綿製品が非常に枯渇いたしまして、いろいろ司令部関係とも協議をいたしたのでございますが、やむを得ず第三・四半期は割当をしてあるけれども、全部キャンセルにするというような強硬な指令も参りまして、そのためにいろいろやつておりました從来の手続がその時期におきまして非常に混乱したわけでございます。
そういつたような見込み、並びに最近輸出商品が非常に滯貨いたしまして、場合によつてはそれを國内向けに轉換をして放出されるというようなことも聞いております。そういつたような今後の方策、予定等をこの際承りたいと思います。
これは貿易の輸出品の五〇%を占めるところの繊維でありまするからして、國内需要関係も貿易に重大な関係を持つわけでありまするが、最近國内向けについては、御承知のように織物消費税の問題が一たび社会に発表せられましたために、この繊維産業は非常な衝撃を受けておりまするが、これに対しましてはどういつた処置をとられるかということを、一應お聞きしておきたい。
原報告書にあつた数字のこまかな点は言いませんが、この数字がなぜ違つているかといいますと、この資料が今まで大藏省側か日本國内向けに放逸された数字によつているのであります。ところが皆さんも御承知のよに、御承知ない方もありましようが、シヤウプ・ミッションがこちらに参りましてから、日本政府からシヤウプ・ミッションに出した数字がこれとまつたく異なつている。
これは一つは從來につきましては、輸出が昨年以降最近まで相当たくさん出て参りまして、そのために國内向けの綿糸あるいは綿製品の供給が、四分六という割合になりませんで、むしろ七割何分というものが輸出されまして、二割二、三分が國内に向けられたという状況がございますので、そういうことの穴埋めの点もございます。
この結果といたしましては、國内向けの綿製品は、今年度の計画よりは二、三割よけいなところに結局おちつくのではないかというように考えられるわけでございます。そういつた状況で綿の関係は現在参つて來ておるわけでございますが、この綿につきましても御承知のように現在棉花の買付につきまして民間輸入を促進していただくように関係方面に懇請をいたしておるのであります。
それからもう一つの仕事のステール・パイプの方でございますが、これは商工省の生産割当によりまして、われわれは材料を買い、製品をつくり、輸出ないし國内向けにまわしておるのでありますが、國内向けの主たるものの山関係のガス管、これもわれわれの方は全部山に直接賣るのではなくて問屋を通しまして賣るのでありますが、なかなか金の入りが悪いという状態になつております。
それからもう一つの問題は、先ほどもお話申し上げておりますように、輸出を中心にいたしました國内カン詰、年間を通じて仕事のできるような、國内向けのものの生産に要する原料資材の配分の問題でありまして、これにつきましては、もちろん今後とも家庭配給の需要は非常に少いと思いますけれども、ある程度の國内需要はもちろんありますし、特に労務加配的なものの必要もありますし、また今後粉食の増加によりまして、特にジャム等の
それに関連いたしまして、現在この政府の貿易政策の強行と関連いたしまして、國内向け産業は大量に沒落しつつあり、首切りは荒れ狂つているのであります。特にこの点は、本來ならば日本の経済の自立の基礎であるべきところの重化学工業において非常に悲惨であります。
その結果といたしまして、日本の購買力の減少、或いはよく言われておりますような低賃金或いは農村におけるいろいろの複雜な問題、更に又中小商工業者、或いは國内向けの産業に從事しているところの企業がこのような貿易政策の結果として大量の崩潰して行く、これは現に起つているわけであります。
その貿易振興を中心とするところの政策の下に日本の労働者の賃金はますます下げられ、ますます首切りがはびこる、そうして日本國民向けの、日本國内向けの産業はばたばたと倒されて行くのであります。今日大きな企業までがもうやれなくなつて現実に倒れておるのであります。そういうことは皆樣自身が最もよく知つておられるところであります。
これはこのように日本が鉄鋼の生産が制約されておりながら実際には日本國内向けと言いますか、國民の民需品を造る、それは重工業でも軽工事では農業でもそうでありますが、そういうふうなものへの、鉄鋼或いは石炭、そうしたものの配給割当は総体的に見たら非常に減少しておると私達は思う。これは詳細な個々の事実を見ても分る。國有鉄道のこの度の会計を見てもものすごい打切りですね。
それから纎維につきましても、これもやはりその原料でありまする綿等を海外から輸入いたしまして、それに加工して輸出をいたしておりまするが、その得ました代金によりまして輸入した綿花等の代金を支拂つておりまするが、それは輸入したものの全部を輸出に向けているのではなくて、これによつて輸入したものの約三割以上というものは、國内向けの原料として使用いたしているのでございまして、從つてこの点についても輸出を大いに増加
そういたしましてこの物資を國内向けに賣り拂いまするときに、結局三千百三十五億で賣り拂うべきであるけれども、これの價格を調整いたしますために、八百三十三億を差引いた金額で賣り拂う。かようなことになつて参るわけでございます。
そうして最後に一應これは國内向け生産だと言われるようなものに向けられる鉄鋼があると思います。そういうふうなものの大体の消費比率を三つか四つに分け得ると思います。だからそういうふうに分けてその鉄鋼を、例えば五百九十億の價格補給金が一体如何に使われておるか、私のはつきり申したいのは國内向けに実務にその補給金だ何パーセント使われておるかということを知りたいわけです。
○青木國務大臣 私のただいま申し上げた考えでは、輸出生産、いわゆる輸出面に対する生産と、國内生産、ことに國内向け生産の面、この両面のことを一應考えておるのでありまして、從つてそういう観点から、日本の商品が漸進的に世界市場に押し出されて行く、そういう場合においても、当然そういうことが考えられるものである。あるいは國内生産についても、消費者大衆という立場を考えて、そう申し上げておる次第であります。
これの処分方針といたしましては、大体輸出可能なものはこれをむろん輸出の方に極力ふり向けるという方針でございますが、輸出向けの困難なもの、あるいは輸出向けとしてはまず不可能だと判定をされるような品物につきましては、これは資金の回收等の必要からいたしまして、極力國内向けに早朝に処分するという方針で、その処置を現在進めております。
さらに、不良品の名のもとに國内向けに拂い下げようとするところの物資も莫大に上つていると傳えられておる。政府委員が委員会において報告したところによりましても、鉱工品公團におきましては、すでに滞貨は三十億円に上り、このうち輸出向けは二十七億、國内向けとして十一億があると発表しておる。
○横田委員 六ページの下段(二)「生産上昇のその他の原因としては、進駐軍向け資材が減少し、國内向け配当に余裕を生じたことを逸することはできない」と書いてありますが、こういうふうな理由を見ると、進駐軍用に配当がたくさん行つたがゆえに、日本の生産の復興を阻害しておつたように書かれているのですが、一体どういう実情で出て行つたかを知りたい。
それにつきまして取敢えず項目を分けまして、綿花の輸入でありますが、昨今綿花の輸入状況はどの程度にまでなつておるか、又今後の見透しはどうであるか、更に國内向けの綿の使用高というものについては、どの程度まで國民として使用を許可される状況にあるかということを先ず第一番にお尋ねいたしたいと思います。
次に輸出滯貨処分でありますが、これは例の綿布その他でありまして、輸出不適格となつた場合、輸出が非常に困難であるというために、滯貨になつておりまする物を國内向けに放出して、價格の差額を價格差益金として政府に收入しよう、こういうものでありまして、大体絹織物において千百九十万ヤール、綿布におきまして九百十六万ヤール、その外人件費等を見込みまして、年度内に約十一億程度の收入が確実なりとして十一億ぐらいの收入
○細井政府委員 ただいまお話の民間檢査機関につきましては、現在國内向けのゴム製品は非常に復雜な過程をたどりますので、絶対にこれは嚴重な檢査を必要とするという観点から、國内向けのものにつきましても檢査を必要とするのですが、これは輸出品と違いまして、強制的な國営檢査という方式でなくて、民間の檢査團体でそれをやつたらどうだろうかというような関係で、ただいま準備を進めておられる次第でありまして、これは從來ゴム
次に綿製品につきましては、昨年度はその三割を國内向けとし、七割を輸出向けにしていたのであります。昨年度は在庫品がありましたため、これでもつて國民一人当り一「八ポンドの配給ができたのでありましたが、本年度は輸入総量中三〇%だけでは一・八ボンドの配給は困難かと思われますので、現在の見透しとして綿製品中の四割を國内用にまわす予定にしております。